植木元太郎略歴|長崎県立長崎図書館 郷土資料センター

長崎県の郷土資料

植木元太郎略歴

和暦 (西暦) 年齢 略歴 世の中のできごと
安政 4年 (1857)    8月2日、多比良村で生まれ、幼少より習字・算術や漢学・歌学を修める。 ペリー来航(1853)
明治 7年 (1874) 17 父の死後、家督を相続し母と共に酒造業に就く。 新橋・横浜間に鉄道(1872)
明治 12年 (1879) 22 養蚕・製糸・果樹などの専門家を全国から招聘し技術の改良普及に努める。 日本鉄道会社設立(1881)
明治 23年 (1889) 32 多比良村村会議員に当選。多比良村収入役に当選。(同26年、30年再任) 東海道線開通(1889)
明治 24年 (1891) 34 島原町の中山文樹氏と共に島原銀行を創設。 府県制実施(1891)
明治 25年 (1892) 35 長崎県議会議員に当選(同27年、30年、32年再選) 日清戦争(1894)
明治 28年 (1895) 38 有明鉄道(株)、長崎鉄道(株)、島原鉄道(株)、不知火鉄道(株)が争願となる。 下関条約(1895)
明治 29年 (1896) 39 県下の資産家を勧誘して長崎県農工銀行設立を発起。同31年設立。 第1回近代五輪アテネ大会(1896)
明治 30年 (1897) 40 島原の中山文樹等と島原貯金銀行を創設し、その取締役となる。  
明治 31年 (1898) 41 有明・島原・不知火鉄道を合同して有明鉄道(株)と称し仮免許の許可を得るが成立せず。この頃から「鉄道狂」と呼ばれる。

憲政党組織

長崎・門司間に鉄道開通(1898)

明治 35年 (1902) 45 衆議院議員に当選。(同37年再選)  
明治 36年 (1903) 46

長崎県教育会長より図書館創立委員を委嘱される。

島原に軽便鉄道を設立する企画をしたが、日露戦争勃発のため2度目の挫折。

ライト兄弟による動力飛行成功(1903)
明治 38年 (1905) 48

島原の鉄道事業のため雨宮敬次郎氏を説き、資本の半額を負担してもらう。

主務省の許可を得、安田銀行からも借受を得る。自ら「鉄狂斎」と称す。

日露戦争(1904)
明治 39年 (1906) 49

島原鉄道株式会社発起人総会で常務委員に選任。

勲四等旭日小綬賞を授与。

鉄道国有法

南満州鉄道株式会社設立(1906)

明治 41年 (1908) 51 5月5日、島原鉄道(株)創設。専務取締役に就任。  
明治 42年 (1909) 52 内閣総理大臣桂太郎より本免許状下附。 日韓併合(1910)
明治 44年 (1911) 54

一号機関車を鉄道院から払い下げ。

6月20日、諫早駅~愛野村駅で営業開始。

辛亥革命(1911)

県立長崎図書館開館(1912)

大正 2年 (1913) 56 9月24日、 島原鉄道全線(諫早~島原湊)二十六哩三分(42.3km)全通。島原銀行頭取となる。  
大正 3年 (1914) 57 専務制から社長制へ。初代社長に就任。 第一次世界大戦(1914)
大正 8年 (1919) 62 4月10日、島原循環鉄道完成のために口之津鉄道(株)を設立。社長に就任。

ロシア革命(1917)

初の政党内閣原敬首相(1918)

大正 9年 (1920) 63 7月6日、温泉(うんぜん)鉄道(株)を設立し、社長に就任。 鉄道院から鉄道省へ(1920)
大正 12年 (1923) 66 温泉自動車(株)相談役に就任。温泉鉄道開通(愛野~千々石) 清浦奎吾内閣(1924)
昭和 2年 (1927) 70 小浜鉄道開通(千々石~小浜)  
昭和 3年 (1928)  71 北村西望作、寿像除幕式。(戦時中、軍に供出) 最初の普通選挙実施(1928)
昭和 5年 (1930)  73 1号機関車が博物館入り。盛大に送別式。 満州事変(1931)
昭和 8年 (1933)  76 温泉鉄道と小浜鉄道が合併して雲仙鉄道に。 日本国際連盟脱退(1933)
昭和 13年 (1938)  81 雲仙鉄道解散。 日独伊三国防共協定(1938)
昭和 15年 (1940)  83

5月30日、初代島原市長に当選。

6月11日、島原鉄道(株)取締役社長を辞任。

7月14日、島原鉄道(株)顧問となる。

第二次世界大戦勃発(1939)

大政翼賛会(1940)

昭和 17年 (1942)  85

3月11日、島原市長辞任。

7月30日、島原鉄道(株)取締役社長に就任。

太平洋戦争勃発(1941)

ミッドウェー海戦(1942)

昭和 18年 (1943) 85 1月25日没  

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